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すきっ歯

すきっ歯(空隙歯列)


すきっ歯(空隙歯列)とは、歯の隙間が広い歯並びを言い、前歯に隙間がある状態を「正中離開(せいちゅうりかい)」と呼びます。

叢生、上顎前突に次いで日本人によく見られる不正咬合です。
※出典:厚生労働省 平成23年歯科疾患実態調査

すきっ歯にコンプレックスを抱えている方も多くいらっしゃいますが、矯正治療を始めると短期間で見栄えの変化を感じやすい歯並びです。
不正咬合の中でも矯正治療の効果を実感しやすいとケースです。

すきっ歯(空隙歯列)の問題点

すきっ歯は、見た目の悪さではなく、次の2点から不正咬合(よくない歯並び)とされています。

  • 発音や滑舌に支障が出ることがある
  • 汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病になりやすい

すきっ歯(空隙歯列)の原因

歯と顎のバランス

歯の大きさが通常よりも小さかったり(矮小歯)、顎が通常より大きかったりすると歯と顎の大きさに不調和が起き、歯と歯の間に隙間ができます。

治療方法は矯正治療以外に、人工の補綴物(ダイレクトボンディング、ラミネートベニア)を用いた治療があります。

上唇小帯の発達や埋伏歯(まいふくし)

先天的に上唇小帯(上唇の正中にある粘膜のひだ)が発達していたり、歯茎の中に埋まっている歯が原因ですきっ歯になる場合もあります。
このケースでは、上唇小帯の切除、もしくは正中過剰埋伏歯の抜歯が必要です。

先天性欠如歯や埋伏歯

先天性欠如歯がある(=生まれつき永久歯の本数が少ない)場合にも隙間ができる場合があります。

その他

後天的なケースとして、虫歯や歯周病で奥歯を失ってしまったり、重度の歯周病が原因で隙間ができてしまうこともあります。
この場合、補綴(被せ物など)や歯周病治療を行って、根本的な原因を取り除く必要があります。

すきっ歯(空隙歯列)の治療法

隙間がそれほど大きくなければ、ダイレクトボンディングやラミネートベニア(歯の幅や厚みを盛り足すような処置)が選択可能です。

ただし、これらの方法は1日で治療が完了することも多い一方で、歯を削る必要があり、歯に付け足したものが外れたり変色することもあります。

これらのリスクを回避してご自身の歯を守る治療法が矯正治療です。

(すきっ歯)を矯正治療で治すには?

以上のように、すきっ歯(空隙歯列)の原因はいくつか考えられ、それによって適する治療法は異なります。
かなまる歯科クリニックでは、しっかりとカウンセリング検査を行ってから、患者様一人ひとりに最適な治療計画をご提案します。

矯正治療の比較


費用 歯の負担 見た目
ワイヤー矯正
(従来の矯正装置)
マウスピース矯正

ラミネートベニア
(セラミック使用、付け爪のような治療)
ダイレクトボンディング
(レジンで隙間を埋める治療)
◎  ◎ 
(約1日程度で終了) 

ワイヤー矯正はワイヤーが目立ち、マウスピース矯正は透明なので目立ちません。

ラミネートベニアは歯を薄く削ってから、セラミックを付け爪のように貼りつけます。
見た目がきれいになりますが、天然の歯を削るため、欠けたり取れたりすることもあります。

ダイレクトボンディングでは白い樹脂を歯に貼り付けます。
ラミネートベニアより取れてしまうリスクが高く、着色しやすい素材であるため、長期的な改善には向きません。