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矯正治療の流れ

治療期間

矯正治療は基本的に2段階に分かれています。
小児期に行うⅠ期治療と、永久歯が生えそろったら行うⅡ期治療(全体矯正治療)です。
また、それぞれの期間において歯を積極的に動かす動的治療期間と、動かした歯の後戻りを防ぎ安定させる保定期間に分けられます。

治療の開始時期は、同じ年齢でも患者様の口腔内の状態によって異なります。
例えば一般的に骨格的な問題が考えられる場合は、成長期を利用して早期に始める場合と、遺伝的要因が考えられる場合は成長期が終了するまで治療を待つ場合があります。
骨格的に問題がない場合は、歯の凸凹の状況によってⅠ期から行うかⅡ期から行うか治療時期は様々です。

症状によって変化しますが、動的治療期間は小児期の矯正で約1~2年、成人期の矯正で約2~3年です。

治療の進め方

治療を始める前に必ず検査を行います。検査は歯型、噛み合わせ、顎全体のレントゲン、口の中の写真や顔の写真を撮影します。
治療の流れは下記のようになります。


矯正治療中の注意点

  1. 矯正治療のゴールは、全ての永久歯の歯並びおよび噛み合わせが整うことです。
  2. 矯正治療中、歯を動かすために力をかけていく適切な治療の間隔は1ヶ月前後です。
  3. 毎月の調整後、2~3日は歯が動くことによる痛み(全体的に歯が浮く感じ、グッと噛めないなど)が生じますが、これは個人差があります。徐々に痛みは緩和され気にならなくなりますが、痛みが強く感じられる場合は痛み止めの薬を適時飲まれても構いません。
  4. 矯正治療期間は、さまざまな装置および補助的なアイテムを使用します。適切な使用方法や使用期間の指示を必ずお守りください。矯正治療がスムーズに進むとその結果、治療期間の短縮につながります。
  5. 矯正装置には大きく分けて固定式と可撤式(取り外し可能)の2種類があります。症状によって使用する装置はそれぞれですが、固定式の装置の場合はむやみに手や舌で触らないでください。可撤式の装置の場合は扱い方や保管の仕方など、指示を必ずお守りください。
  6. 矯正装置をつけている期間は歯磨きが多少難しくなりますので、小さいお子様の場合は仕上げ磨きをお願いすることもあります。基本的には各自でできるように指導をします。
  7. 歯磨きがうまくできていない場合は矯正日以外に歯磨き指導をさせていただくため、ご来院をお願いする場合があります。口腔内の清掃状況がよいと矯正治療もスムーズに進みます。
  8. 矯正治療により歯を動かした後の数年間は、後戻りを最小限に抑えるための保定期間が必須となりますⅠ期治療終了後は側方歯部分の永久歯への交換が行われる状況によって期間が変わります。Ⅱ期治療(全体矯正治療)終了後は基本的には3~4年前後保定を行い、3~6ヶ月間隔で経過を診ていきます。
  9. 矯正治療期間中、特に食事の際、硬いものや粘着性の強い物の食べ方によっては装置が外れたり変形することがあります。その際は当院までご相談ください。
  10. 矯正治療期間には歯を積極的に動かす動的期間と動かした歯を留めて安定させる保定期間の大きく分けて二つの期間に分けられます。歯並びおよび噛み合わせの状態や治療を始める時期、および患者様の協力状況により大きく異なります。また、歯の動きには個人差があるため、治療期間の断定はできかねますが年単位になりますのでご了承ください。

マウスピース矯正 (インビザライン)


iTeroによるスキャン・精密検査


患者様の歯・顎の状態、かみ合わせを精密検査でお調べします。
また患者様の歯並びを「iTero」で口腔内をスキャンし、スキャンデータから口腔内の3DCGデータを作成します。


治療の計画・マウスピースの作成


iTeroのスキャンデータをもとに、マウスピースを使用した際の治療期間、治療費用などの治療計画についてご説明いたします。

患者様にはiTeroの3Dの映像をご覧頂きながら、治療の過程をご確認いただきます。
この治療計画に基づき、お客様専用のマウスピースを作成します。


治療開始


マウスピースが完成次第、治療が始まります。
マウスピースは、1日20時間以上の装着が必須となります。

症状などにより異なりますが、およそ一ヶ月に一度の頻度でご来院いただき、歯の動きやお口の健康状態をチェックし、歯のクリーニングを行います。

その後は治療段階にあわせて、2週間に一度のペースでマウスピースの付け替えを行っていただきます。
この時期に差し掛かりますと、1か月~3か月に1度ほどご通院いただくこととなります (症状により回数は変わります) 。


治療終了・保定期間・メンテナンス


製作したマウスピースをすべて使い終わりましたら、歯列の状態やかみ合わせなどを確認します。
一般的には治療終了まで2〜3年程度を要します。

治療完了後に問題がなければ、歯並びを安定させるための保定装置を約1〜3年程度装着していただきます。

保定期間中は2~6か月に1度のペースでご通院いただき、歯並びの後戻りの有無、歯列や噛み合わせの状態を確認させていただきます。